ガンバ大阪のパスと成功率
2019.05.27 Monday
ボール支配率52% シュート13本 枠内5 パス本数555 パス成功率81%
これは今年のガンバ大阪の先日の札幌戦までのスタッツの平均数である。
下記は昨年のガンバ大阪の平均数であり、上から2018年度、クルピ監督、宮本監督と作成してみた。
平均値(2019) | 52% | 13 | 5 | 555 | 81% |
平均値(2018) |
50% |
13 | 4 | 489 | 79% |
平均値(クルピ) | 50% | 13 | 4 | 490 | 77% |
平均値(宮本) | 50% | 12 | 4 | 489 | 80% |
こうやって比較すると昨年より明らかに増えたのはパスの本数である。
ちなみに昨年の最大パス本数は646、最小は315、今年は最大がなんと828、最小が411となっている。
確かに全体のパスの本数が増えて、いいサッカーをするようになっているがパスが増えたことによって気にしないといけないのが
「パスの成功率」である。
この数値が低いということは自然と攻守においてミスにが起きており、そこから相手にチャンスを与えている可能性が高いということである。
調べていて面白いデータがあった。
現在平均こそ昨年より上の81%だが、実は今年に限っていえば成功率が80%を切った試合は100%負けている。負けた試合の7試合の内5試合が該当する。
やはりそれだけパスを重視するとミスはつきものなので、ここのクオリティは今後必須になってくるのではないだろうか。
ちなみにもうひとつデータもある。
実は先日の札幌戦のパス成功率は85%と今年2番目の数値だった。
先週のセレッソ戦も83%という数値を出しており、実は今の若手達のクオリティはかなり高い。
恐らく今後はミスも出てくるだろうし、数値も下がる可能性はあるが、この数値を見るかぎり、まだまだ諦めるのは早いのではと思い仕事をしながらこのブログを書くことにした。
次は鹿島。難しい試合になるだろうが引かずに闘ってほしい。