プロ野球キャンプブルペンより�．筌�ルト寺島編
2018.02.03 Saturday
2/1のプロ野球がキャンプインしてせっかく投手のブルペンを動画でチェックしていたので気まぐれで感想を述べたい。
第1回はたまたまyoutubeで見たヤクルトの寺島投手から。
ご存知の通り、昨年のヤクルトのドラフト1位である。
ブルペンを見ていると何かしっくりきていない感じが・・・。
確かにフォームに力強さがないといえばないし力が逃げている印象。
よく見るとリリース直後に着地した右足がかかとから剥がれかけている。
よくいろんな投手を指導する際に「投げた後身体を1歩前え出すイメージで」と言うことはあるが、
これは少し行き過ぎている。
せっかく着地した右足が上体の勢いに負けて剥がされかけて軸足に体重が乗っていないし力が逃げている。
これでは100％ボールに力が伝わらない。
理想は右足一本でしっかり立てること。
特にオーバースローは上から下に身体が行くため身体を巻き込んで低い体制が理想
（広島の野村投手で代用）
そもそも
足を上げた段階で軸足の指先に体重が乗っておらず軽い。
そこから体重移動をするわけだからこの時点でどうしても前に投げたいのに上体が上に逃げてしまっている。
そしてフィニッシュ。
リリースは角度はあるが前で離せていないし、キレは出ない（いい球は捕手にどれだけ近付けて投げれるか）。
更にこの時点では右足に体重が乗っていないためボールに力が入らない。
結果1枚目の画像のように力が逃げたようなフォームになってしまう。
そりゃいい球はいかないわ。
ポイントとしては
�‖�を上げた時点で地面と指先が噛みあっていること。（左足のスパイクの刃にかける）
�⊆澗�をかけた状態で前に持っていくこと
その2点だけでキレイなフィニッシュでいいボールは間違いなく投げれると思うし体重も間違いなく乗る。
